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本ページには広告が含まれます。掲載順位は各クリニックの公表料金から機械的に算出しています。詳しく

オンライン診療の「初月◯◯円」はなぜ安いのか

広告の初月価格は嘘ではありません。ただし「初月」の話です。1年続けたときの実額との差を、実際の料金表から計算しました。

公開 2026-08-23/ メディコスト編集部

オンライン診療の広告には、たいてい月額が大きく出ています。 「初月11,980円」のような数字です。この数字自体は正しく、 実際にその金額で始められます。問題は、それが初月の話だという点だけです。

このページでは、広告に出る価格と、続けたときに実際に払う金額がどこで食い違うのかを、 掲載しているクリニックの公表料金から計算して確かめます。表の数字はすべて、 薬剤費に診察料と送料を足したものです。

「初月◯◯円」は嘘ではない

たとえばメディカルダイエットで最低用量から始める場合、カブクリなら 初月の支払いは11,980円です。ここには薬代も診察料も送料も入っています。 広告どおりです。

ところが同じ条件で12ヶ月続けると、支払い総額は115,200円、 月あたりに直すと9,600円になります。初月の0.80倍です。 用量を上げずに同じ量を飲み続けた場合でこれです。

広告の月額は「いちばん条件のいい1ヶ月」を切り出したものです。 嘘ではないぶん、比べる側が条件をそろえ直さないと意味を持ちません。

実額を分けると4つになる

オンライン診療で実際に払う金額は、次の4つに分かれます。

  • 薬代……用量やプランによって変わります。上がることが前提の薬もあります。
  • 診察料……0円の院もあれば、初診のみ、毎月かかる院もあります。
  • 送料……1回550円前後。毎月届けば12回分かかります。
  • 解約手数料……定期縛りの回数に届かず途中でやめた場合に発生します。

広告の月額に含まれているのはたいてい1つ目だけです。 残りの3つは「別途」と小さく書かれるか、料金ページの下のほうにあります。

1. 用量が上がると薬代も上がる

いちばん差が出るのがここです。GLP-1受容体作動薬は少ない量から始めて、 体の慣れを見ながら段階的に増やしていくのが一般的な進め方です。 そして用量が上がると薬代も上がります。

同じ薬で「最低用量のまま1年続けた場合」と「一般的に案内される進め方で増量した場合」を、 それぞれ計算してみます。

最低用量のまま12ヶ月続けた場合
クリニック実質総額月あたり薬剤費診察料送料
カブクリ最安
配送1回
¥115,200¥9,600¥115,200¥0¥0公式サイト
DMMオンラインクリニック
配送4回
¥128,200¥10,683¥126,000¥0¥2,200公式サイト
Actually,(アクチュアリー)
配送2回
¥137,360¥11,447¥119,760¥16,500¥1,100公式サイト
ダイエットマン
配送4回
¥154,800¥12,900¥154,800¥0¥0公式サイト
auravita(オーラヴィータ)
配送12回
¥237,600¥19,800¥237,600¥0¥0公式サイト
デジタルクリニック
配送1回
¥283,250¥23,604¥280,500¥1,650¥1,100公式サイト
クリニックフォア
配送4回
¥312,290¥26,024¥306,240¥1,650¥4,400公式サイト
レバクリ
配送12回
¥330,600¥27,550¥324,000¥0¥6,600公式サイト

いちばん安いカブクリといちばん高いレバクリの差は¥215,400(2.87倍)。 掲載8院・料金確認日 2026-08-23。薬剤費に診察料と送料を足した金額です。

段階的に増量しながら12ヶ月続けた場合
クリニック実質総額月あたり薬剤費診察料送料
カブクリ最安
配送6回
¥401,980¥33,498¥401,980¥0¥0公式サイト
ダイエットマン
配送12回
¥527,000¥43,917¥527,000¥0¥0公式サイト

いちばん安いカブクリといちばん高いダイエットマンの差は¥125,020(1.31倍)。 掲載2院・料金確認日 2026-08-23。薬剤費に診察料と送料を足した金額です。

増量する前提だと、比較できる院の数自体が減ります。 高用量の価格を「31,780円〜」のような幅でしか出していない院があり、 そこは確定した金額が読み取れないので比較から外しているためです。 当サイトでは、確認できない金額を推測で埋めることはしていません。

ここでの用量の進み方は、費用を試算するための前提です。 実際にどこまで増量するかは診察した医師が判断します。

2. 診察料と送料は毎月かかる

薬代が同じでも、診察料と送料の扱いで年間の総額は変わります。 再診料が毎月1,500円かかる院なら、1年で16,500円が薬代とは別に乗ります。 送料550円が毎月なら6,600円です。合わせて2万円を超えます。

逆に、まとめ買いを選べば配送は1回で済みます。同じ薬・同じ量でも、 どう買うかで送料の総額が10倍以上変わることがあります。 当サイトの計算では、送料を含めたうえでまとめ買いと単月購入の どちらが安くなるかを自動で判定しています。

AGAでフィナステリドのみを12ヶ月続けた場合
クリニック実質総額月あたり薬剤費診察料送料
レバクリ最安
配送1回
¥17,297¥1,441¥16,197¥0¥1,100公式サイト
DMMオンラインクリニック
配送1回
¥25,718¥2,143¥25,168¥0¥550公式サイト
フィットクリニック
配送2回
¥33,170¥2,764¥32,400¥0¥770公式サイト
デジタルクリニック
配送1回
¥72,774¥6,065¥70,574¥1,650¥550公式サイト

いちばん安いレバクリといちばん高いデジタルクリニックの差は¥55,477(4.21倍)。 掲載4院・料金確認日 2026-08-24。薬剤費に診察料と送料を足した金額です。

同じ「フィナステリドのみ」でも、4院でレバクリが17,297円、デジタルクリニックが72,774円。 差は55,477円、4.21倍になります。

3. まとめ買いは安いが、途中でやめにくい

12ヶ月分をまとめて買うと1ヶ月あたりの単価は下がります。送料も1回で済みます。 ただし支払いは最初にまとめて発生し、体に合わなかった場合でも 使わなかったぶんが戻るとは限りません。

当サイトの表は「その期間続けると決めた場合の最安」を出しています。 続くかどうか分からない段階では、単月から始めて総額が上がるほうを 選ぶ判断もあります。表の「配送◯回」を見ると、 まとめ買いで計算されているかどうかが分かります。

4. 定期縛りと解約手数料

定期便には最低継続回数が設定されていることがあり、 そこに届く前にやめると解約手数料がかかります。 当サイトでは、比較する期間が最低継続回数に足りない場合、 解約手数料も総額に加えて計算しています。

掲載している院の多くは「定期縛りなし・いつでも解約可」と明記していますが、 条件は変わることがあります。各クリニックのページに、 確認した時点での最低継続回数と解約手数料を載せています。

結局どこを見ればいいのか

次の順に確認すると、広告の月額に引っ張られずに済みます。

  1. その用量を続けるのか、増やすのかを決める。増やすなら増量後の価格を見る。
  2. 診察料が初診だけか毎月かを確認する。
  3. 送料が何回かかるかを数える。まとめ買いなら1回、毎月配送なら12回。
  4. 途中でやめたときいくらかを確認する。

この4つを足したものが、実際に払う金額です。 当サイトの各科目のページでは、この計算を条件を選ぶだけで出せるようにしています。

掲載しているのは各クリニックが公式サイトに載せている税込価格です。 掲載順位は計算結果で機械的に決まり、広告の報酬額では変わりません。 金額を確認できなかったプランは、推測で埋めずに比較から外し、 その理由を各クリニックのページに書いています。